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生理にまつわるお悩みに助産師「シオリーヌ」が回答

 性に関するお悩みって、なかなか気軽に相談できる場所がないものです。

「自分だけがおかしいのかな?」「解決できる方法ってあるのかな?」今回はそんなお悩みを皆さんから募集させていただき、お返事をさせていただきました。

同じ悩みを抱えていた皆さまの、お役に立てたら嬉しいです。

▪️Q1月経カップは外ではどう使うのか

 多目的トイレのある商業施設などでは、トイレ内の汚物用洗い場を使用して水洗いをすることができます。経血を流し、水洗いをした後軽く水気を払って再度挿入することで使用できます。

 水道のないトイレの個室内で処理をする場合には、ウェットティッシュを使用して水拭きをしていただければOK。消毒は必須ではありません。どうしても水洗いがしたいという場合には、ペットボトルに洗浄用の水を汲んで持参される方もいらっしゃいます。

▪️Q2生理用品のそれぞれの捨て方

 使い捨てナプキンを捨てる際は、経血のついた側を内側にしてナプキンを丸め、新たに使用したナプキンの外装もしくはトイレットペーパーで包んだ上で汚物入れに入れるようにしましょう。タンポンを処分する場合には、トイレットペーパーを何層か重ね、血液が染み出ないように包み込んで汚物入れに入れるようにします。

 月経カップを拭くために使用したウェットティッシュなども、経血がついていますのでトイレットペーパーで包んでから汚物入れに入れることをお勧めします。(水で流せるタイプのものはそのまま流してOK)

 次に使用する人のことを考えて、経血が見えないようにして処理をすることがマナーだと考えられます。

▪️Q3タンポンが怖い人に向けて

 お母様の使用していた生理用品を大人になっても同じように使用しているというケースは非常に多いように感じますが、親子といえど体質や生活リズムは異なってくるもの。ご自分のライフスタイルに合わせた生理用品を選択するということも、ぜひ考えていただけると良いかと思います。

 タンポンを使用したことのない方の中には「タンポンを使うことによって処女膜が破れる?」といった誤解をされている方もおられますが、処女膜というのは膣内にある小さなひだ状の組織で、膣を完全に塞いでいる膜ではありません。タンポンの使用で処女膜が破れるということは起きませんので、安心して選択肢の1つに加えていただけると良いでしょう。

※タンポン自体の説明は、こちらの記事を参考にしてください。

▪️Q4経血量の多い少ないの見分け方

 経血の正常量は一回の周期あたり20ml~140mlです。月経カップを使用していて、1周期あたりの経血量を測定できる場合には測ってみることで正常量との比較をすることができます。

 ナプキンなどを使用していて測定が難しい場合には、以下のような基準を参考にしてみてください。

▶︎量が多い場合 ・1時間も経たずにナプキンを交換する必要がある ・夜用のナプキンを使用しても下着やシーツに溢れてしまう ・経血がレバーのような塊で出てくる ▶︎量が少ない場合 ・ナプキンの交換の必要がないくらい出血が少ない

▪️Q5婦人科に行った方がいい目安

 生理に関連する症状の中で、婦人科の受診を検討した方が良いケースは以下のような場合です。

・生理痛がひどく日常生活に支障をきたしている ・生理中は毎回貧血症状に悩まされる ・経血の量が多すぎる、もしくは少なすぎる ・生理中の不快症状(腹痛や吐き気、気分不快など)によって学校や仕事を休む必要がある ・思春期を過ぎても生理の周期が常に不順である ・生理前の症状(お腹の張り、倦怠感、腹痛、気分不快など)がひどく生活に支障がある

 生理に関連する不快な症状は婦人科疾患のサインである場合もあるので、これらの症状がある場合には我慢をし過ぎずに婦人科へ相談に行かれることをお勧めします。